日本に根付くヘブライ文化

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●映画『レイダース:失われたアーク』にも登場したソロモンの秘宝 「契約の箱:聖櫃(アーク)」は実際に現在に至るまで行方不明であるため「失われたアーク伝説」として広く公式に知られている。アークとはモーセが神から授かった「十戒石板」を保管するための箱で全体に黄金が貼られており、旧約聖書の「出エジプト記」にはそのアークの作り方が克明に記されているのだが、その記載を見る限り日本の「神輿(みこし)」にそっくりである。 ※画像の聖櫃は模型 ●アークの上部には2つの天使(ケルビム)の像が羽を広げて向かいあっているが、日本の神輿も金で覆われていて、神輿の上には鳳凰(ほうおう)と言われる鳥が作られており、大きく羽を広げている。また、アークの下部には2本の棒が貫通しており移動する時にはレビ族が肩に担ぎ、鐘や太鼓をならして騒ぎ立てた。しかも、担ぐための2本の棒は絶対にアークから抜いてはならなかったように、神輿の棒も抜かれる事はない。祭りが終わった後も棒を差し込んだまま保管されているのである。 image=509828243.jpg ●日本の神社では神聖な儀式では神官が白無垢の衣を着るが、かつてダビデやレビ族の祭司たちも白亜麻布の衣を着ていた。また日本の神官の袖には房がついているが、これも古代イスラエル人の風習と同じで、聖書には「身にまとう着物の四隅に房を作らなければならない」(申命記22.12)とある。また、神道の烏帽子に似た帽子もユダヤ教の祭司たちが用いていた。
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