日本に根付くヘブライ文化

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●ユダヤの「シオン(Zion)祭」は日本の三大祭りの1つである京都の「祇園(ぎおん)祭」と同じ7月17日を中心に1か月行なわれるが、“ギオン”は“ジオン”のなまりだと思われる。また、ユダヤの「シオン祭」はノア一家が大洪水を無事乗り越えた事を祝う祭で、7月17日は旧約聖書でノアの大洪水が終わった日とされている。 ●祇園祭を最大に特徴付けている数多くの「山車(だし)」は「ノアの箱舟」を象徴しているものに他ならない。山車の中には、古代ヘブライで用いられた織様と同じ文様を付けたものが存在している。京都市下京区四条鳥丸西入の山鉾「函谷鉾」の前掛けは旧約聖書の創世記の一場面を描いた16世紀末のタペストリーである(※画像)。中京区室町通六角下ルの山鉾「鯉山」の見送りは古代ヘブライのダビデ王を描いた有名な図である。 image=509828246.jpg ●この祇園祭では「モーセ山」という言葉がなぜか用いられ、祇園祭と古代ヘブライとの関係に只ならぬものがある事を感じさせる。 ●四国徳島県の修験道の聖地にして霊山である「剣山(つるぎさん)」には、契約の箱:失われた聖櫃(アーク)が隠されているという根強い伝説があり、イスラエル当局もその信ぴょう性を認めている。この剣山では毎年「神輿祭」が行なわれるが、その日は「祇園祭」と同じ7月17日である。この祭は契約の箱を剣山に担ぎ上げた当時の再現であろう。※下画像 image=509798154.jpg
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