Mislead~仔羊たちの沈黙~

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「もうこんなに濡れてたのか。リト、お前が俺をいつも意地の悪い男にするんだぞ」 「なに……? ……ひぅ、あぁぁんっ!!」  指先で蜜口を辿り、花芯を撫でながら他の指を差し入れてやる。淫靡な水音を立てて、彼の指を飲み込んでいくリトのカラダ。 「一気にイクつもりだったがやめた。ほら、指でもヒクヒク感じてる。もっと苛めたい……」 「あぁ……っ! や……もう、だめ。待てない……」  奥が疼いているのがわかる。  中指と薬指でその奥のザラついた上壁を強めに擦ってやると、ビクビクと腰が浮き上がって震えだした。 「あっ、あっ、あ……! クオ……早く。もう……!」  きゅうぅと締まる蜜口が、ふるりと露わになった乳房が、焦らされてツンと尖った頂が、もっと愛して欲しいとクオを誘う。 「クオ……って、肩も胸も腰も……全部なんだかいやらしい。セクシーとか、そんなんじゃ足りない……」 「悪口か? それ」 「ううん……好きで、たまらない所のひとつ……。でも一番好きなのは、ここの中……」  そう囁いて、リトがクオーレの左胸にキスをした。彼の中の、(クオーレ)に。 「こいつ……、どこまで可愛いんだ」  腰を引き寄せ、求められるまま乳房を掴むと、もう彼もどうにもならない自分を解放するしかない。 「来て。お願い……」 「俺はお前に甘すぎるな……」
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