八重桜
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八重桜
遠くに電話の音がして目が覚めた。 階段を降りて行くと母が誰かと電話をしている。 「そうですか……。はい分かりました。……はい。すぐにそちらに向かいます。お手数掛けました。……はい、色々とご迷惑を掛けて……。いえ、ありがとうございます。では後ほど」 いつも快活な母の声ではなかった。 しかもこんな時間。辺りは漸く白んてきたばかりで、空気もひんやりと冷たい。 良くない知らせだと、そう思った。
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