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「店長!」
カウンターの方からホワイトさんを呼ぶ声が聞こえた。
見るとレジ前のカウンターにけっこう長い列ができている。その様子に、ホワイトさんの顔が引き締まる。
「ごめんね。もう少し、話したいけど。来週には、またあっちに戻るから、その時にね」
「あ、え、はい」
「じゃぁね」
去り際に片手を上げると、小走りにカウンターの中に入っていくホワイトさん。
やっぱりイケメンは何をやってもカッコいいなぁ、とつくづく思った瞬間だった。
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