生涯の目標

　しかし、正直怖くもあります。人生での挫折は幾度となく経験しましたが、それでも壁にぶつかるのは今でも嫌いです。私は小説家を志望していますが、きっと沢山の障害が待っていて、また幾度となくそれにぶつかるのでしょう。それを思うと自然と足がすくんでしまうのです。壁にぶつかるのが嫌で昔は物事に挑戦しようとせず投げ出すこともありました。でも、二十二年生きてわかったことがあります。結局は慣れなのだと。アルバイトの時も何度か壁にぶつかりましたが、月日が経つうちに仕事を順調にこなせるようになりました。思えば部活でも趣味でも、最初は失敗続きでしたが徐々に上達してそつなくこなせるようになっていたはずです。