名前の付けられない想い

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今でも忘れられないこの想い。 あなたには分かりますか? 僕には、まだ分かりません。 あなたを見ると、嬉しくなって。 あなたと居ると、暖かい気持ちになって。 あなたが辛い顔をしていると、胸が痛くなって。 あなたが僕じゃない人と居るとなぜか、もやもやして。   この気持ちがなんなのか、分からない僕は馬鹿でしょうか。 最初は、仲良くなりたいって思っただけ。 でも、もっとあなたのことを知りたい。 もっと、あなたと居たい。 そんな欲がどんどん湧いて出てきて、段々と自分が怖く感じるようになりました。 あなたに嫌われたくなくて、あなたが離れてくのが、ただそれだけが嫌で。 僕は、僕は、あなたのそばから逃げました。 あなたの笑顔が、ずっと続くことを僕は祈っています。 あなたからは少し遠い、この空の上で。 生まれ変わったら、僕はまたあなたに会いたいです。 生まれ変わった先が、あなたの恋人に、あなたの想い人に、なれる世界線だったらいいな。 逃げた僕を許してね。 自分の気持ちも分からない振りをして、今もまだ逃げている弱い僕を。 今も忘れない。 あなたと居た時間。すごく、幸せでした。
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