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はあ、とため息をついてから二階に上がって適当に一枚取りだし、洗面所に戻ったところで。
「あ、ごめん」
「ん。ども」
当然のように無造作に伸びてきた手が、バスタオル取ってから扉を閉めた。
「……」
半裸の永太がいた。ズボンは履いていたから、セーフだと思いたい。元バスケ部だったからか、一応腹筋割れていたんだとか考えちゃったけど。
ていうかまさか濡れたまま服を着たのだろうか。どんだけ大雑把なんだいいのかそれで。
「……終わったら、教えて。次入るから」
「うーい……」
「……」
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