第1話 プレゼント
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そんな不安なことを考えていたとき、尚子がまたこちらに乗り出してきた。 「わっ」 顔がすぐ近くまで迫ってきたことに思わず声を出してしまった。 「…なんですか、その反応。」 「う、運転してるからあんまり驚かさないで。」 前を見ながらそんなことを言うと 私の頬に柔らかい感触が。 尚子から突然のキス。 危うく反対車線に飛び出してしまいそうになったがなんとか堪えた。
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