第6話 好きの違い

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あっという間に3時間のライブが終わった。 人混みに揉まれながら会場を後にし、予約していた宿泊先に向かった。 「いや~最高だったね!」 「うん。」 …やっぱり尚子、いつもよりテンションが低い気がする。 「尚子、楽しくなかった…?」 「ううん、楽しかった!私も好きになったし!でも…」 「…でも?」 それから尚子は中々その先を言おうとしなかった。 いつのまにか宿泊先の宿に着きチェックインする。
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