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年月の立つのは早いもので、この間小学校に入学したばかりのような気がしていた娘の結愛(ゆあ)も、この春小学三年生になる。
周囲から聞かされ、ずっと恐れてはいたのだが、最近になって、どうも父親である私とお風呂に入ることを敬遠しがちなのを感じてしまう。
ついこの間までは、喜んで一緒にお風呂に入っていたのに。そう思うとやるせない気持ちになってしまうのだが、世の父親の大半が感じることなのだろうから、これも耐えるしかないとは思っている。
出来ることなら小学生の間は、いや、せめてあと1年間、低学年の間くらいは月に一度は一緒に入って欲しい。そう深く願ってしまうが、まあ、無理なんだろうけど。でも、少しでも長くってことで・・・。
で、今日は久々に家でゆっくりと休みを過ごせたこともあり、そんな機会が作れそうにあるのだが、さてさて、どの様に自然に娘とお風呂に入ってやろうか?
少し前から作戦を考えてはいるが、なかなか名案が思い付かない。
妻に娘を誘導してもらうと言う手が一番手っ取り早いのだが、それを妻に頼むのはちょっと格好が悪い。ここは自らの甲斐性で何とかしたいとこだが・・・。
とは言いながらも、ホントを言うと一つ奥の手が無い訳ではない。ないのだが、恐らく妻が知ると嫌がるのは間違いなかったりする。
ちょっと気が引けるので今まで躊躇ってはいたのだが、え~い、この際しょうがないだろう。
今、ちょうど妻も居ないことだし、この隙に奥の手を使って結愛(ゆあ)に打診してみることに・・・。
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