王貞治監督就任

3/3
前へ
/24ページ
次へ
1986年度のプロ野球は「競」という漢字があてはまると思う。この年度から、パ・リーグの変則プレーオフが廃止され、セ・パとも年間130試合(26回総当たり)のリーグ戦の順位のみで優勝を決める方式となった。 まず、ゲーム差0と勝率0.613と読売ジャイアンツが0.610とわずかな差で優勝出来なかった。 セ・リーグのペナントフラッグを勝ち取ったのは広島東洋カープである。日本シリーズでは西武ラインズが広島東洋カープと戦いで引き分けを含み3連敗したのち4連勝して日本一に輝いている。 選手個人記録で特筆すべき事項は、1985年度のドラフトで入団した清原和弘は新人王を獲得して、いきなり本塁打31本を打った。R.バースや落合 博満(おちあい ひろみつ)は三冠王をとった。 ゲーム差0で優勝を逃した巨人。西本聖は7勝8敗防御率は3.67であった。江川卓は16勝6敗 防御率2.69であった。この年巨人で10勝以上の投手は1976年から巨人に移籍してきた加藤初(加藤はじめ)は、14勝5敗防御率2.76と好成績をおさめた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加