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1980年度 この年は赤ヘル軍団、広島がセリーグを優勝し、日本シリーズでも近鉄バッファローズに4勝3敗と競り勝ち日本一2連覇を達成している。
この年の赤ヘル軍団は1番には通算で盗塁王を3回記録した高橋慶彦、3番にジム・ライトル、4番に44本塁打のセリーグの本塁打王の山本浩二、鉄人と称され2215試合連続出場した衣笠 祥雄(きぬがさ さちお)がいた。
巨人の成績だが61勝60敗0引き分けに甘んじている。6年目の長嶋監督は去り、王貞治はこの年30本塁打を打つが引退している。またこの年は高田繁(現横浜DeNAベイスターズのGMを務めている)も共に去った。
不甲斐ない打撃陣にかわって投手陣は成長した。江川卓は16勝をあげ最多勝タイトルや奪三振数229 ベストナインに選ばれている。西本聖や定岡正二は防御率2点台をマークしている。西本聖はダイヤモンドグラブ賞を受賞している。西本の個人成績は14勝14敗2S 投球回数は222回であった。
この年の巨人にドラフトで入った主な選手は原辰徳や駒田徳広である。
駒田徳広は長身で頑強な体をもち死球も通算で19個と少ないことや大きなけがもなく戦線離脱といったことはない。巨人―横浜ベイスターズと渡り通算で2006安打を記録している。異名がついており悪球うちや満塁男などである。通算で13本の満塁打 歴代5位の記録をもっている。守備は一塁手だが10年連続ゴールデングラブ賞を獲得している 。
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