学習参観日

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それが終わる頃には昼を過ぎていた。私は、家に帰って晩ごはんの準備を始めた。洗濯物を畳んでタンスに入れたら子供が帰ってきた。私は、舅がテーブルにつくと料理を並べた。今日あった事を子供が自ら舅に向かって話しだした。舅は爺さん心で子供の話に相槌を打っている。内容はともかく、ムードメーカー的な存在である子供に感謝しながら食事をした。 食事が終わると、舅は自分の部屋へ戻った。後は食器洗い機が活躍してくれる。子供も宿題をするために自分の部屋へ戻った。私は夜ドラを一人で見て床に入った。 次の日の朝、いつの間にか帰って来た夫も交えて朝食を済ませたら、家の事を機械に任せた。舅を留守番にさせて、私たちはそれぞれの場所へ行くのである。
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