全体のあらすじ

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全体のあらすじ

今より先の未来。 電子端末は進化し、AR(拡張現実)が活用され始めた頃。 高校生の「伏祗 有磨」はAR実験都市「天前市(てんぜんし)」に情報技術を学ぶためやってくる。 だが、叔母から貰った端末は不具合を起こし、 解消のため現れた「綺咲 愛」と出会うことで「不具合対策室」という組織と関わっていく。 最初こそ愛との日々や対策室との関わりに充実を感じるも、 次第に無慈悲とも見える職務に対し、 愛に惹かれる心と非情さに想いが相反。 有磨が限界を迎え、愛と喧嘩別れしたその時、 管制システムAR-I.C.E.(アリス)は都市AIの進化不足、 判断不備を理由に再構築を突如宣言。 個人データのバックアップ期限を一方的に通告する。 解散の為、対策室に集う面々。 学生達は「普通の学生に戻ってしまう」と笑う。 その場にいない愛に言及する彼らに告げられた事実は 愛が「都市AI」、存在しない人間ということだった。 真相を知らなかった者たちは動揺、 特に喧嘩別れの有磨は愛と二度と会えなくなる事実から彼女を探しに走る。
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