重骨格猟兵

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援護の航空支援も攻撃ヘリも、 向こうでヤってる重要ミッションで忙しくて来てくれないし。 「サン!」 「サンさん!」 「あんた狙われてるのが分かんないの!?」 「え?」 「早くハッチを閉めろ!あんたバカかっ?」 ジャングルで偽装するのを忘れていた。 カモフラージュが・・・ ビシッ! 「痛いっ!」 ライフル狙撃された、ほっぺたから血が出た。 「待ってろサン!」 「あたしが殺ってやるよ!」 ドスドスドス・・・ バキバキバキバキ! 「ジャム少尉!」 「跳躍しないのですか?」 「いいんだよ!」 ガンガンッ!!ガガガガガン!! あのオバサン、ガトリング砲をぶっ放して自然破壊してる。 でも狙撃兵はもう逃げたよ? 俺の小隊は3機編隊。 隊長のジャム少尉と新兵の俺。 あと一人居るんだけど、ココにいないな。 「ジャム少尉!そんなのいいからホルストさんを!」 「ああ、そうね!」 「救難信号があそこだから、早くしないと敵に捕まるぞ?」 「解ってるなら早くしましょうよ!」 「サン!」 「あんたの機体はダメだから、あたしが少佐に言ってやるよ!」 「すみません」 ドウンっ! 「きたよ!歓迎式典だぞ!」 「うあわ、ダメですよ」 「こんなのは相手できませんよ少尉!」 「解ってるよ!」 「肩部ミサイルを全部使いな!!」     
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