重骨格猟兵

4/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
ホルストさんが全部殺ってくれてる。 さすがプロだな。 ボーーゥン!! 「大爆発するぞサン!!」 「翔べっ!」 「は、はい!」 ブワッ! 「・・・あ、ジャム少尉が来た」 ビューン!! 上空を飛翔しながらジャム少尉が次の目標を叩いてる。 「・・・・」 この人達は最低の装備でも平気で戦えるんだな。 「はい、ええそうよ!ここは確保しました!」 「あっちのほうが戦力が足りないのよ!」 ブスブスブス・・・ 何か高台が真っ黒て言うか、ここらへんが変わっちゃったぞ。 俺たち破壊王だな。 投降した敵兵士を憲兵に引き渡すんだったな。 「サン!」 「サンさん!」 「はい」 「あんたの機体燃えてるよ!」 「何で判んないのっ?」 「うわああ!!」 「ダメだよ、自動消化できないよ!」 「早く飛び降りろ!!」 「ひぃぃ!」 ズッドーーンっ!! 「・・・もうイヤ」 着地で足首ねんざ。 後方の野戦病院で休める。助かったな。 「サン」 「あんたついてるよ」 「火薬の神がついてるぞ」 「な、何それ?」 「硝煙の匂いだ、産まれ持った才能だぞ?」 「は、ははは」 このオバサンちょっとおかしい。 とにかく生き延びたな俺は。 「ホルストさん、何してるんですか?」 「記念写真だよ、ほら笑え小僧!」 「は、はは」 パチリッ
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!