錯覚

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錯覚

 最近、数ヶ月間、仕事ではないことで画面の文字を追うことを集中して、長い時で一人で12時間ぐらいしておりました。たまの休憩にふと鏡を見ると、鏡に写った私の服の英語文字が逆さまです。あれっと思い、慌てて首についている服のタグを片手で触り、裏返しに着てないかチェックしなきゃいけませんでした。集中力が掛けてホットした瞬間の出来事。鏡に写る文字は逆さまで良いんだ。良いんだと。  暖かくなって来たので車の洗車でもしようかと、毎回の如く、チャレンジするのですが、車のエンジンを切って洗車機スタートさせるが、洗車中、車の中で待機するが、勝手に車が前やら後ろやら動いて、エンジン切ったハズだが、あれあれってなる。radioから流れているミュージックはそういう時に限って、何の曲かわからない。慌ただしい曲で、タイミング的に完全に異空間が出来て錯覚が大好きである。だんだん慣れてくると、こういう時に音楽ぐらい知っているミュージックなら落ち着くんだよな我に帰れる。慣れてきたら車の洗車に無関心な人でも乗っけて、錯覚体験をさせてあげるのも良いのかも。私自身も車を洗車機で掛けたことがあるのでとても楽しかった。
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