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「 はい ボディーパーツです ただ着脱は可能です 」
「 脱いだらどうなってんの 」
「 人の未成熟な女性の身体を模していると博士は言ってました 」
「 か か 鎌チョ 聞いたか 僕は猛烈に博士のファンになりそうだ 」
「 そういやぁロマンだとか言ってたな あいつはマッドサイエンティストの変態野郎だ 」
その日の夜、鎌丁と悠吏は少しだけ酒を飲んだ。サクラはメンテナンスと最適化処理のためしばらく機能を停止した状態である。
「 巻き込んで悪いと思ってる 猟犬に追われてあとがない状況だったんでな 」
「 やめてつかぁさいよ 空の件で鎌チョに目ぇつけられた時 僕はこの場所と名前は捨てるつもりでいたんすからね なのに見逃してもらった 借りを作ったまんまは性に合わない 」
「 もう俺は記者じゃないから聞かせろ お前 空と付き合ってたのか 」
「 はぁぁぁっ んなわきゃないじゃん あいつまだ高1で15才くらいっすよ 」
「 空の方はお前に夢中だったみたいじゃないか 」
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