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「 まあ呪われてるんすよ 色々とね ただ これから来るハンティングドックの奴らも同レベルです 裏の世界では珍しいことじゃないんですよ そろそろ嗅ぎつけて来るハズです 」
「 やっぱ見逃してはくれねぇか 」
「 ええ ここでやります 」
「 わかった 頼りにしてんぞ 」
「 まかせて下さい 」
お客さんのいないコンビニの店内のレジカウンターで2人のエプロン型の制服姿の女性店員が話をしている。
「 ねぇツクさん 何か知ってる 」
ショートボブの似合う凛とした顔立ちの八島ユキが緩やかなウエーブの掛かったミディアムロングをワンサイドに寄せくっきりとした瞳が印象的な鳥迫月夜に話しかける。
「 何かって言われても 私はこの世の真理も死後の世界も何一つ知らないわよ ユキちゃん 」
「 そう 残念だわ でもねツクさん 私の聞いた何かとは違うわ 私は店長が何やらコソコソしてる事を知ってるか聞きたかったのよ 説明が足りなくてごめんなさい 」
「 店長がコソコソしてるのはいつもじゃない この前も返本の成人誌の袋とじを開けてコソコソ見てたわよ まあ今回は上でなんかやってるみたいだけど 」
「 やっぱり気づいてたのね で 何だと思う 」
「 女性がいるわ しかも女の子 &可愛い 」
「 さすがツクさん 千里眼ね 」
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