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「 いやですよ なんで月夜君クビにしなきゃなんです 僕の唯一の楽しみを奪わないでくださいよ それに何で僕がトリオイに包囲されなきゃなんないんす 」
「 わかるだろ お前は月夜ちゃんに近づく悪い虫だ つまりトリオイにとっては駆逐対象なんだよ 」
「 それマジですか…… でも月夜君をクビにするのは無しで それだけは絶対に譲れません 」
「 わかったよ ただ気を付けろよ 俺たちは今 猟犬っていう 奴らが雇った傭兵隊に追われてる こいつらがかなりヤバい 」
「 ハンティングドックっすか 」
「 知ってんのか 」
「 名前くらいはね 不死者の部隊ってゆう薄気味悪い噂があります 鎌チョさん 逃げ切れませんよ 」
「 …… 」
「 逃げ切れないなら迎え撃てばいいじゃないですか いいでしょう 手を貸しましょう 」
「 迎え撃つッて どうするんだ 」
「 今まで 1年近くどうしてたんです もちろん鎌チョさんに戦闘力無いのはわかります 」
「 情報を集めながら現れた敵をサクラが壁にグシャって感じだ 」
「 … あのさぁ まあいいや サクラちゃんは機動力はどんくらいあんの 」
「 通常の人間の30倍程度です ユウリさん 」
さらりとサクラは言ってのける。
「 … 30倍程度ですか じゃあちょっと待ってて 」
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