あらすじ

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実家にもどり かと言って祖母の言う言葉は耳に入らず 3ヵ月くらいは大人しく近くのスーパーでレジ打ちのパートをしてた その間お金がいるからと夜のスナックに勤めだし いつの間にかスーパーは辞めていた ね~お願いがあるんだけど 玲奈の事お願いしていい? あんたまた玲奈置いて いったい何考えてるの? 仕送りするから 東京でねクラブしてる人から誘われて 今のスナックより断然お給料いいし 週末は帰るから お願い もう勝手に決めてた母は次の日家を出た 当時5才 それから5年一切姿を見せる事はなかった その間こっちの学校に入り 10才になろうとしてた頃 突然施設から電話が入った 病院へ搬送したので直にいって欲しいと マツ婆昏睡状態 取り急ぎ病院へ マツ婆頑張って手を握りしめ祈った マツ婆が何かを言おうとしてるが 聞き取れない 耳を口元にやるも 判らなかった (れ…な~ま ま…と にたつ) またも祖母は ママと と言ったんだろうと 玲奈を心配してるんだよ と言った 静かに息が消えた曾祖母 自宅に曾祖母を連れて帰り お通夜の準備をしてる時 母が帰ってきた その姿を見た時 あの女を思い出した ケバく同じく香水の匂いが鼻についた 大きくなったわね フフフ 私の肩に手をやろとした母に私は咄嗟に振り払った なっ何なのよ 今日はお通夜 あんたこそ何? と言って 母をビンタした あ!もう痛いなぁ お葬式が終るまで渋々いた母だったが 帰り際 私再婚するから 今度はちゃんとした人よ 仕事も行ってるし 真面目な人 今度連れて来るわ その時は玲奈も一緒に… またこの女に振り回されるのかと思うとゾッとした (お婆ちゃん 私行きたくない) と言った…。
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