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現実の価値
3rd days
会社の担当が来た。
病院の検査が始まると、その担当がこう言った。
「危険な薬物反応とかありませんか?」
「脳に異常はありませんか?」
一瞬何を言っているのか分からなかった。
後日知ることになる。この本当の意味を
当時、仕事をバリバリにこなしていた私は会社でも
成長株の一人であった。
それにあたって、敵も多かった。
その担当は、自分が敵と感じていた「仲間の部下」であった。
会社での地位を下げるために、会社の「仲間」が送ってきた人であった。
その瞬間、わたしは絶望した。
自分が属している会社にここまで敵がいるのかと
4 days
それ以来、わたしは会社の仕事を振り返ってみても無茶をすることをしてきた。
会社の仲間である「敵」をたくさん作り、立場も上げた。
とある日に、会社から辞令が下った。
これがきっかけで仕事にもある程度の権限が持てるようになり
他部署にも意見が言えるようになった。
毎週金曜には、本社がある東京への出張で、報告をして
他部署の上司との言い争い。
そのな日々が続いていた。
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