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んーそんな理解に苦しむほど複雑な事考えてないんすけどねー?
まぁいいか、完全に理解してほしいとか思ってないし。
「さ、準備もできたしエルスパーダに送るよ」
「そういや転生ってこの姿のまま?それとも赤ちゃん?」
「あ、言ってなかったね、赤ちゃんだよ」
「マジで!!!!!!!!!!!!やった!!!!!!!!!!!」
「そんなに嬉しいのかい……?」
「だっておっぱい吸い放題じゃん!!!!ひゃっほう!!!!はよ!!はよ!!!あーかーちゃん!!!」
と、うざいくらいに赤ちゃんコールしていると顔に手をやり、疲れた表情で溜め息を漏らしながら「このまま送って大丈夫だろうか…」と小さく溢して。
「じゃあ…世界を滅ぼすような事はしないようにね…」
と言いながら、僕の周囲に光の粒子のようなものをまとわり付かせ始めたと思ったら、突然目の前が暗転した。
「…願わくば君に幸せが訪れますように」
ウァトスの小さなその呟きは、既にそこからいなくなっていた僕には届かなかった。
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