はじまりのおっぱい

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◇ 「ぼくっのなっまえっはおっぱいっぱい!」 「黙れ変態」 僕の名前はおっ……失礼、月守冬真(つきもり とうま) ぴっかぴかの高校一年生だ。 そして突然失礼な突っ込みを入れてきたのは友人A 「あれ?ごめんなんだけど君の名前はおっぱいだっけ?」 「頭大丈夫?あぁ手遅れか…とりあえず殴ったら……死ぬかな?」 「あ、待って?今思い出すコマンド選択するから、振り上げた手はポケットに入れよ?」 「チッ」 「ぱい」 ドゴンッ 「…はぁ」 僕がちょっとお茶目な冗談を言った瞬間、溜め息を吐くと同時に無慈悲な一撃を、僕のぷりちーな頭におみまいしてくれました。 チャンチャン♪ ちなみにこの友人Aは僕に対して理不尽な暴力を振るっては来るけれど。 僕の事を気持ち悪がらずに、ずっと側にいてくれる大切な「いや普通に気持ち悪いけど?」……大切な友人です。 「ねぇ心の声に突っ込みいれるとかなんなの?突っ込むのは穴だけにしなよ…何をとは言わないけど」 「途中から声に出てたし、もう口開かないで歩けば?もう一撃いく?」 「大切ってのは本当だぜ?」キリッ 「…はいどーん」 バキィ! 〈アッイッターイ!!
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