ひとつだけ願い事が叶うなら

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　飾り棚の上の棚には、ブーツが一足。飾り棚の下が本来はブティックみたいに服を置くスペースだけど。僕は靴。スーツ用の革靴が三足。休日用のスニーカー二足。ゴム草履。以上。あとは一応来客用のスリッパもある。使ったことないけど。

　要はお洒落なクローゼットをシューズボックスにしちゃってるわけ。部屋の中には作り付けのクローゼットがあるし、一部屋しかないから中に置くと狭くなっちゃうからさ。

　とにかく、このイケてる僕的シューズボックスのお陰で玄関周りはスッキリ。

　で、上がったら廊下がそのままキッチンスペースで、左側にコンロ、流し台、冷蔵庫が並んでいる。右側にはトイレと脱衣所とお風呂があるんだけど、それはまぁ、どこも似たようなもんだろう。

　キッチンスペースの奥が、僕のこだわりの十畳の洋室。ドアを開けて直ぐに目に入るのは一気に心が和んじゃう草色のソファ。

　一人用じゃないよ？　三人くらい座れるソファ。足を乗せられるオットマンもある。もちろん同じ色。

　長方形の部屋。壁にぴったりくっつけて置いてあるソファの向かい側には、テレビ台とテレビ。ちょっとレトロな雰囲気のダークブラウンのテレビ台の中にはブルーレイデッキやゲーム機器を収納。

　ソファの奥は、セミダブルサイズのベッド。

　テーブルは要らないかな？　と思って置いてない。一人で食べる食事なんてたかがしれてるし、ゲームしたい時はソファにあぐらをかいて、オットマンにゲームを置けばいいし。

　今はネトゲが主流なんだろうけど、一人でマイペースに出来る昔ながらのRPGゲームをのんびりする方が僕は好きだ。