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後追いの泣き止ませ方(お姉ちゃんの魔法)
当然、お母さんがお仕事に行く時は
「おかあしゃん行かないでっ」と妹は泣きます。
小学生のみゆさんやお兄ちゃんは、寂しいけれど母が帰ってくるのを待っていられる年齢です。
でも2歳や3歳の赤ちゃんが待っていると言う事を理解出来るはずがありません。
「おかあしゃん、おしごといかないでっ」悲しいのは無理はありませんよね。
お姉ちゃんも、どうにか妹ちゃんが泣き止むように、気がそれるように悪戦苦闘です(笑)
そこで、子供だから考えついたのかもしれませんが
「お姉ちゃんはね、魔法使いなんだよ?」作戦です。
そこでかかせないのが
ニュース番組です(笑)
泣いて後追いしている時に、テレビをあえてニュース番組に合わせます。そして
「妹ちゃん、お姉ちゃんは実は魔法使いなんだよっ!魔法でテレビにお母さんを出してあげるねっ」
そこでピタッと泣き止みます。
「いいかい、今から魔法をかけるからね、そしたらテレビにお母さんが見えてくるからねっ。アブラカタブラ(だったかな)」
そしたら、妹ちゃんはニュース番組を凝視します。
丁度、ニュースで人混みの映像が出たら
「あっっ、あそこにお母さんがいるしょっ。妹ちゃん見えたかい?」
「見えなかったぁ」
「じゃぁもう一度魔法をかけるよっ。ムニャムニャ」
「ほらっっ、そこにお母さんがいたしょっ!!」
「え?、見えなかったよぉ」
これを繰り返していると、泣くことを忘れるようで
この魔法を繰り返しながら、妹ちゃんの気を違う方向へ持って行きます。
意外とこの戦法が一番の妹ちゃんの泣き止ませ方法でした(笑)
この前、妹の子供に同じ事が通じるかしら?と思い
「おばちゃんはね、魔法使いなんだよ」
って、泣いてはいませんでしたが試みてみました(笑)
そしたら
「え?、魔法使いの訳ないしょ」と軽くあしらわれましたっっ(笑)
今の時代の子供には通用しないのだな
と思いました。
小学生のお姉ちゃんが育児をしている中で、一番の難関。
後追い。。。でしたっ。
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