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この物語は、フィクションであり。
登場する人物・団体・ 名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ない。
しかし、彼らは確実に私達の中に存在しており、
今でも私達を苦しめ続けているのだろう。
私はそれに負けてしまった。
だから、こんな道を辿ってしまった。
願わくは、
そんな彼らの言葉に耳を傾けず、君たちは君たちの物語を描いて欲しい。
こんな結末を描くことの無いことを。
虚無の空間。彼らが生み出した私の世界で私は未だに書いている。
終わらない物語を。
今日も私はまるで呪いを刻むかのように原稿用紙を文字で埋めていく。
『ここは僕らの世界だ』
『やっと手に入れられたんだ』
『だからずっと書いてもらうよ』
『誰も知らない、見てもいない。そんな孤独な“響き”を』
《君が死ぬまで》
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