プロローグ『シスターロイド』

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俺は驚きと何ものかも知らないAIプロダクションと名乗る奴に怒りを覚えて叫んだ。しかし、すぐに冷静を取り戻して「理想の妹なんて届くわけないやーん」となぜか関西弁で突っ込みをいれつつも、どこかで理想の妹が届くことを期待しいている自分がいる。 ピンポーンとインターフォンがなった。 「え?まさかホントに.....」 疑いつつも玄関を開けてみる。 「お届け物でーす。」 デカイ箱を持ったシロネコヤマトの従業員らしきお兄さんが立っていた。 「サインお願いしまーす」 「あっはい。」 驚きのあまりついそっけない返事をしてしまったことを反省しつつサインをした。 「ありがとうございましたー」 例のデカイ箱を持って家に入った。 「意外とおもいな...まさかほんとに妹がはいってるわけじゃないよな.......」 俺はおそるおそる箱を開けてみた。 「わあああああああああ!!!!へえええええええ!?!?!?」 なんと中には真っ裸の小学校高学年~中学生ぐらいの少女がいたのだ。 「いやいやいやいや、おかしいって!!は、裸の少女って法律的にどうなの!?へたしたら俺捕まるじゃん!!」 正面を見ると少女が立っていた。 「わぁ!?」 「おにい.....ちゃん?」「へ?」 間の抜けた声がでる。お兄ちゃんってどういうことだよ。 「おにいちゃん!」 今度は抱きついてくる。 「ぐへ!?」 「よろしく.....!」 「よ、よろしく」 次の瞬間自分でも顔が赤くなっていくのがわかる。理由は言うまでもなく俺の妹(?)だ。     
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