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「ところでカイザー、その後ろにある立派な花束と、その横にあるポリバケツは何?」
カイザーの後ろには色とりどりの綺麗な大きな花束。
部屋の隅にはいつもはない青いポリバケツがある。
「ん?これか?……これは我が愛しのハニー。haorinへのbirthdayプレゼントだ」
「サラ、誕生日に花束もらったことないよ!!」
つかさずサラが頬を膨らませてる。
……キミには何人ハニーがいるんだい?
「カイザーには全国各地にたくさん愛人がいますよ」
「うわ!びっくりした!あれ?ボク声に出てた?」
「……いいえ、顔に書いてました。」
ももさん、ボクそんなに解りやすいかな?
「あのバケツはhaoriさんへのbirthdayプレゼントのバケツプリンだよー」
「え!あれ75リットルバケツだよ!?それ全部プリンなの?」
「うん!愛情たっぷりのプリンケーキ!」
「愛情っていうより一種の嫌がらせじゃ?」
「……なんで?」
ミズキンダが本気で首を傾げてる。
「『なんで?』って聞くことに『なんで?』って聞きたいよ!」
「まあまあ、サラメンコもパンダちゃんも頑張って作ってたし」
……うん、二人に悪気はないんだろうけど……。
ってか、ローさん見てたなら止めろよ。
こうなりゃヤケだ!
ボクは知らないからね!?
そんなこんなで飛行物体でそのままhaoriさんの元へ!
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