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ベッドルームはダブルのツイン、それもキングサイズ…。
「どう寝る?」
「これは、じゃんけんよね。」
勝ったものが、決めて良いことになった。で…勝ったのは、美弥。
「じゃあ、今日は、ひとり広々と寝る!明日は、茉莉菜と寝る!」
「ええ!明日のは、明日決めようよ!」
「ダメ~ぇ。じゃんけんに勝った人が、決めるってルールでしょ。」
「ちょっと茉莉菜、なんとか言ってよ。」
「ふふふ。真鈴たら。」
「茉莉菜は、私の決めたことで良いみたいだよ。ねっ。」
「ごめんね。今日は、美弥の肩持つは。」
「…裏切り者。」
そんなたわいもない会話も楽しかった。夜遅くまで起きてても、今日は、明日の心配しなくて言い。
気心知れた女同士だから出来るパジャマトークは、恋やファッションのキラキラした話から、普段ならしないような時にどぎつくて際どい男と女の話まで、思い付くままに話していた。時間なんてあってもないのと同じだ。
いつの間にか、3人ともふわふわのソファーの上で、船を漕いでいた…。
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