第五話 未来の幸福と戸惑い

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汗がどっと出てきた。 なんなのこれ? しばらく動かないでじっとして部屋の中に目を泳がせた。 なにもいないし、なにも動かない。 もう気配らしきものもない。 でも、自分の中の恐れは消えなかった。 私は部屋から出ると一階のリビングへ足早に行った。
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