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「あっ！！」
いきなりお婆さんが、私達の後ろを見て驚いた。
「えっ」
「なにっ」
私と里依紗も振り向く。
ガルルル…
大きな黒い犬が、いつの間にか私達の後ろにいた。
唸り声を上げ、真っ赤な舌を垂らし、牙をむいている。
ガウヮー！！！
突然雄叫びを上げると、黒い犬が私に襲いかかってきた！！
「きゃあっ！！」
犬と一緒に倒れ込む。
「未来！！」
里依紗が犬の横腹を思い切り蹴り上げた。
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