ストーリー

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大規模な世界大戦があり、人間が各国の文明の進歩に乗り出し、宇宙探索にまで乗り込んでしまった。 そんな西暦3000年代初期に、宇宙探索時に他の銀河に入ってしまった探査機があり、その異質な電波を感知されてしまう。 彼らはその電波を辿り、地球にたどり着いた。 その銀河から来る生命を脅かす存在。 アビス。 これは人間が命名したものだが、奈落の意味を持つ。 そんな脅威から地球を守るロボット。 ヴァルキリーが誕生した。 ヴァルキリーに乗るには適正テストがある。 適正テストの仕方は、試験用ヴァルキリーに乗り、その操作の腕前、筆記試験でのヴァルキリー内部の知識などで決まる。 判断しているのは、地球防衛要塞EDFにいる司令官や、実際に今乗っている操縦者。 その試験の結果で、特に優秀な者はプラチナ。 その下がゴールド。 普通な人の場合はシルバー。 適正がほぼないに等しいと見なされるブロンズ。 と、階級に分かれる。 その後に階級バッジを渡され、それを胸につける。 見る人からわかりやすいようにされているのだ。 その階級によっては、討伐するアビスの数や強さも分かれる。 誰もが一度は憧れる。 それが、ヴァルキリー操縦者。 通称"ナイト"。 地球の周りを巡回したり、他の星の調査を行ったりと、人間の安全を守るという意味がこめられているという。 主人公は、齢15にして適正テスト一発でプラチナと判断され、神童と呼ばれている少女。 名前を、言霸 槻(ことのは つき)。 その子の父は、偉大なナイトだったが、槻が生まれて間もなく死んでしまった。 不慮の事故と言われているが、実は違う。 槻は顔も覚えていない父の背中を追い、小さな頃からナイトになる事を夢見ていた。 いつも一緒に行動している幼馴染も、二度の適正テストを終え、16歳でプラチナを手にした。 家が隣で生まれた時期も近く、母親同士も仲が良かったので、幼少期からいつも一緒だ。 鎌鳳 聖斗(かまとり せいと)という。 適正テストは1年に1度しか受けられない。 だが、聖斗には裏の顔がある。 これは槻しか知らないが、聖斗にはコンピュータに関して凄い才能を持っている。 パソコン、VRなどの手軽な電子機器の裏技から、国家機密を乗っ取るまでの大掛かりな作業まで全てをこなせるのだ。 その才能を持って槻へ情報を回している。
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