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鷹士「・・・奈海?」
銀髪ではない、青い髪の少女がいた。
少年は、それを見て意識が現実に戻される。
奈海「あーびっくりした。どうしたのよーじ。ひどくうなされてたみたいだけど……?」
鷹士「……大丈夫。わりぃ、変な夢見てた。」
奈海「夢?それってどんな夢。」
鷹士「えーっと……。」
起き上がって、そのままさっきの夢を思い出そうとする。
だが。
鷹士「―――あれ。思い出せない。」
奈海「―――何よそれ。」
少女は、ずっこけた。
鷹士「で、お前はなんでここに?」
奈海「え、あれ、なんでだっけ。」
今度は、少年の方がずっこけた。
鷹士「おいおい、そりゃねーぜ。」
美晴「まぁいいじゃないの。」
鷹士「良くねーよって母さん!?」
そんな中、少年、剣崎鷹士の部屋に、母親である美晴と……。
美晴「奈海ちゃんもおはよー。朝から通い妻?」
奈海「え、あ、あの、その!?」
彼女は、望月奈海。
鷹士の幼馴染で、彼の部屋には窓を伝って侵入した様子。
そんな奈海に美晴が、
美晴「せっかくだから朝ご飯食べていきなさい。なんならよーちゃんも食べてく?」
凄いことをさらっと。
奈海「え、え、え!?!」
奈海、顔真っ赤。
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