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久留柳「着いたか」
あるアパートにたどり着いた少年の名は『久留柳 小豆之介〈クルヤナギ アズキノスケ〉』。明日から高校に通う彼は念願の一人暮らし。
アパートの敷地に足を踏み込もうとした時、ある少女と目が合った。
桜「あっ……」
久留柳「あっ……」
運命の出会いの瞬間だったのか、互いに見つめ合う2人はしばらく沈黙が続いた。
久留柳「……ど、どうも………」
桜「は、初めまして……」
その時だった。
ドカァァァァン!!
2人がいたアパートの敷地に、空から何かが堕ちてきた。
無論、アパートにいる住人も衝撃な音に気づく。
蒼乃「何だ?」
緑川「あっ!隕石!!」
黄岾「いや、乗り物みたいだぞ!」
恐る恐る近づく5人の少年少女。
その落下物はカプセルのようなモノで、中から一人の幼女が出てきた。
チー「こんにちは、『チーちゃん』です」
「「…………」」
これが、彼らの出会いだった━━━
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