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久留柳「ケンカは後にして、今は悲鳴の謎を知るべきだろ?」
蒼乃「仕方ない、今は一時休戦にしましょう」
黄岾「そうだな」
緑川「大家さ~ん、大丈夫ですか~?」
チー「はーい!」
ようやく部屋のドアが開く。
開けたのは、宇宙からやって来た女の子『チーちゃん』。詳しいことは不明だが、コールドスリープのカプセルに入っていたと言うチーちゃんは現在、このアパートの大家である『春山 桜』と一緒に暮らしているのだ。
久留柳「チーちゃん、おはよう。春山さんは?」
チー「それがね……、プッ!」
緑川「あれ?部屋の中、散らかってない?」
何かあったのか、チーちゃんはクスクスと笑っていた。そんなチーちゃんは久留柳達を部屋に上がらせ、散らかっている部屋を見せる。
泥棒?誰もがそう思う中、本棚の上に上がっていた少女の存在に気づく。
桜「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて………」
久留柳「あ、あのぅ……」
桜「ハッ!!久留柳君?」
蒼乃「私達もいます」
緑川「何かあったのですか?」
桜「実は……」
本棚から降りる彼女こそ、この春山荘の大家である春山 桜。可愛くて、優しい少女で、久留柳はそんな彼女に恋をしているのだ。
それはそうと、桜は部屋に集まった久留柳達に悲鳴の謎を明かす。
桜「今の悲鳴はですね、部屋に………」
久留柳「部屋に?」
チー「あっ!ゴキブリ♪」
桜「ギャァァァァァァァァァァァ!!」
桜、暴走。桜は凄い悲鳴を上げ、部屋のモノをあちこちに投げ回した。
その場にいた久留柳達がいるにも関わらず。
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