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「そ、そうなのか?俺的にはそんな感じはまったく無いが、ほら身体をこんなに動かしても問題無い。」
「今は問題無くても心配です…」
何とか揺らすルルから離れて、聡は身体をとにかく動かして大丈夫な事をアピールするが、彼女は納得いかない様子で不安げな顔をする
…未練か、でも今までの事を話しても信じてもらえないだろうな…こことは違う世界で死んで、眼が覚めたらこの世界のモンスターに転生?してたなんて
でもこのまま彼女に心配させる訳にもいかないし…ダメだ思い付かない、今は無理にでも話を変えるか…あ、そうだ!
「心配してくれてありがとう巫女様。でも今は名前をどうするかなんだけどさ…巫女様に名付けて欲しい。俺の本当の名前は自分で思い出す、それまでの間は巫女様が呼びやすい名で呼んでくれ。」
「私がですか!?」
「あぁ、巫女様が決めてくれ。」
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