リッチな魔法は用法用量を守れない

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「そう言われても平気な物は平気だしな…あの時、巫女様が気絶したから運んだりする時に、俺が作っちまった更地を通って太陽の光を浴びたけど何ともなかったからさ。」 ボンは困った様子で当時の状況を思い出しつつ話し、頭を下げる 「知らなかったとはいえ、結果的に怪我人にこんな道を歩かせてごめん。」 「そんな、謝らないで下さい!私もすみません、勝手にアンデッドだからと、決めつけてやった事なんですから…それじゃあ、さっきのお言葉に甘えてルートを変えて良いですか?」 「もちろん、そうして――待った、何か来る。」 ボンが謝った事に対してルルも謝り、ルートを変更しようとして、何かが来るのを察知したボンがルルの前に出る 程なくして、ソレは姿を現した
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