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「…その、ボンさんとまだ守護獣盟約をしてなかったのに気付いて。」
「守護獣盟約?してなかったらどうなるんだ?」
「…ボンさんが人に襲われます。」
「ちょ、巫女様!?そんな大事な事は忘れないで!?今すぐやろう!どうやってやるんだ!?」
何気なく止まった理由を聞くと、返ってきたのは今後の自分の生死を左右する答えにボンは鬼気迫る勢いでルルの肩を握り締める
「痛っ、痛いですボンさん、やります、やりますからぁ…」
「ごめん…つい…」
「いえ、ちゃんとしてなかった私が悪いので、私の方こそごめんなさい。」
痛みで涙目になったルルに気付いてボンは離れ、ルルは涙を拭って互いに謝った
「えっと、まずは守護獣盟約の説明を
しますね。」
「いや、詳しくは後で聞くよ。とりあえずそれで俺が人に襲われなくなるんだよな。」
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