序盤にラスボス級が居るのはよくある事

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そして時は現在―― 「無事にアロンに着きましたね。」 「まさか本当に何事も無く通れるとはな…」 ――あれから心配していた事は無く、門番からのチェックを済ませた2人は無事に、巨大な“魔導”式の正門を通りアロンの街に入ったのだった 「しかし、外からでも分かっていたが本当に大きな街だな…」 「はい、アロンの街は様々な種族の人や物が集まる交易の要で、この島1番の街ですからね。」 「島?…お、街の案内板とパンフレットかな?これ見て宿を決めようか、巫女様。」 「そうですね。ところでボンさん、何で門番の方にチェックされる時に何も言わなかったんですか?それに今もずっと私にしか聞こえない小声ですし。」 2人は人間はもちろん、様々な姿の“獣人”、時々守護獣と思われるモンスターが練り歩くメインストリートを歩いていると、ボンが案内板を見つけて一旦立ち止まる そこでルルは先程の門番からチェックを受ける時から、ボンの様子が変だったので聞いてみる
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