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「何でって…あの門番達、俺と巫女様が一緒に居るのを不思議がってたろ、今も周りからチラチラ見られてるし。巫女様は知ってるけど、俺は太陽光が平気なアンデッド、あり得ない存在だから少しでもこれ以上目立たない様に話さなかっただけ。」
「あ…確かに、普通はアンデッドがこんな時間に居るのはあり得ないですね、ボンさんに慣れてすっかり忘れてました。」
「巫女様、俺達は目立つ格好と見た目なんだから少しは人目を気にしてくれよ…」
ボンの答えに彼の異常性を思い出し苦笑するルルを見て、若干呆れた様子で呟きつつ案内板とパンフレットを照らし合わせながら確認していく
………まぁ今のところ、自分はモンスターだからその線引きとして、巫女様以外の人間と仲良くする気が無いのも理由の1つだけどな
「そう言えば巫女様、宿代の予算ってどれくらいある?」
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