序盤にラスボス級が居るのはよくある事

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「今は村の皆からの餞別で10万マニありますが、あまり使いたくないのでなるべく安い宿でお願いします。」 「そうなると…ここはどうかな?次の目的地のギルドからそう遠くないし、メインストリートにも近めで値段は…これは700マニ、って読むのか?と言うか宿屋で合ってる?」 まだこの世界の文字は読めないが、それっぽい記号と不思議と数字は元の世界の物とあまり違ってなかったので読めたボンが地図を指差す 「はい、それで合ってますよボンさん。良いですね、ここにします。」 宿を決め、道中またボンが自身がモンスターな事で何かあるかもと心配していたが、こちらも何事も無く2人はチェックインすることができた 「ふぅ…ボンさん、少し休んでからギルドに行きましょう。私は血で汚れた靴下とかの洗濯をお願いした後、浴場に行ってますね。」 「分かった、俺はこの部屋で景色でも見ながら待ってるよ。」 着替え等を持ったルルが出たのを見送り、残ったボンは部屋を見渡す
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