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そう言えば、何で俺の名前を知ってたんだ?まぁ夢だからかな
真っ白になった世界でそんな事を考えているとそれは不意に来た
「うおぉぉぉっ!?」
ガクン!と足を踏み外して落ちる様な感覚に飛び起きる
「な、何だ何だ!?」
急いで自身の状態を確認すると形状的にローブと思われる黒いボロくて穴の空いた、汚くなった厚手の布で身を包んでおり、視界にチラチラと白くて硬そうなものが何度か映る
「これって、ほ、ね…?」
まずは袖をまくり、腕を露出させて手を開閉させたり様々な角度から見ていき。次は全身を見れる限り動かして、まだ気付いていないが目の代わりに妖しく輝く青い光で確認していく
「………なんじゃこりゃぁぁぁぁ…!?」
一通り見た後、変わり果てた自らの姿に思わず叫んでしまった彼の声は森の中に響いて消えた
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