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骸骨…これっていわゆる“スケルトン”だよなファンタジーやRPGの雑魚敵の、何で俺がモンスターに?…それにここどこだ?森の中は分かるけど、何か見たこと無い花とかあるし
あれから聡は一応、今の自分の状態を割り切れないがまずは行動し始める、もっとも行く宛など無くズルズルとローブの裾を引きずりながら、ひたすら森の中を彷徨うだけだが
しかし生き物がまったく居ないからか静かだよなここ…少しマイナスイオンでも感じて落ち着くべきか、なんてね
若干の現実逃避を込めて聡は改めて森の静けさを堪能しようとして…
――キャァァァァァ…!
…ぶっ壊された
「悲鳴!?…って事は人が居るんだな。」
助ける…できるのか?今の俺はモンスターだがどれくらい強いのか知らないし…そもそも助けたとしてどうする?どうすればいい…
聡は声が聞こえた方向に走り出す、内心答えが出ない事に頭を抱えながらも無視する事は出来ないから
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