放課後
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半分くらい教え終わった時、君は机に顔を突っ伏した。 「どうしたの?」 「疲れた~」 「あとちょっとだから、頑張って。」 俯いていたせいでズレてきた眼鏡をくいっと元の位置に戻す。 シャープペンシルを握る手がふと暖かくなったのを感じて、ゆっくりと視線を上げた。 「ちっちゃくて可愛い爪。」 そう言いそっと爪を撫でる君に、私は気付かれないようにまた眼鏡をくいっと上げた。
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