男としてのプライド

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きっとこれは、嫉妬なんだ 自分が仕事が出来ず 彼女は、仕事ができる 気づかないうちに広がった格差に嫉妬をしているんだ ホントに彼女は、入社を共にした同期なのだろうか?? 同い年のハズなのに同期のハズなのになぜ向こうの方が評価が高いのか こにくたらしく思えてくる 成績で負けているというのは、男としてプライドが許さない 何より自分の好きな相手が自分より成績がいいというのがもどかしく思えて仕方がない これでは、告白がしづらいではないか!! そう!僕は、彼女が好きだ! いつからかは、覚えてない 彼女となら一生一緒でもいい。 そう思えた時から意識してしまってどうにも項にも恋心が止まらなくなってしまった 同期ということもあって身近な存在であり交流は、人一倍できる 向こうも俺の事を好意に思っている(少なくとも仕事仲間として) だが、しかし、近すぎるからこそ何で自分をアピールするかが重要なのだ!! 彼女が理想とする男性をリサーチした 好きな服装から好みの性格まで長い月日をかけバレない様にリサーチを続け 少しずつ理想の男性に近づけるよにばれない様に努力をした 彼女の理想の男性像にそれなりに近づけたと自負している そう、後は、成績さえ上にいければ胸をはって告白できるのだ!相手は、成績トップランカーのバリバリキャリアウーマン 成績、中の上ぐらいの俺なんか眼中になかろう 彼女は、きっと下など見ていない それこそが孤高のキャリアというものだろう 上を見ている相手の視野内に入るには、成績上位に入らなくては! それに何より男として未来の奥さんより成績が下というのは、見下されているようでプライドが許さない!! だけど、どうやったら成績上位にはいれるのか検討がつかない 無意識のうちにビル外の隙間の青空に向かってため息をついていた
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