第1話「生まれたての僕だから」

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「ハァ…ハァ…!」 僕は息を荒げていた。 疲労を感じる。 しかし、それ以上に『スッキリ』していた。 周りを見渡す。 巨大だと思ってた、ロボット達が僕の目線の高さに居る。 僕はデカくなった? 10m?15m?? 僕は肌を露出していた。 僕は頬を触る。 その感触は…。 金属のような硬さと。 肉のような柔らかさを持っていた。 これが『機械人類』ってヤツなのか? 目の前のロボットから声が届く。 「オホ♪」 「君は進化出来たようだね。」 「これからの君は…。」 「『終わる事無い戦いの日々』が宿命づけられた。」 「君?名前は??」 ブゥ…ン!(僕は拳を振るい!) ドグシャァァァァ!!(ロボットを殴りつける!!) ドシャ!!(ロボットは倒れる!!) そして、僕はこう言い放つ。 「勝手にやって来て、  勝手に言ってくれるじゃあないか!!」 「言ってやるよ!!」 「僕はお前等に従わない!」 「名なら、こう言ってやるさ!!」 「 オ ン リ ー ! ! 」 「 唯 一 人 に し て 、   お 前 達 に 歯 向 か う 者 の 名 だ ! ! 」 僕は殺意を持って生まれた者。 だから勝手な事を言う奴には、 『殺意』を持って言い放つのさ!! 生まれたての僕だから!! 純粋な意思に従って生きていこうと…! そう叫んだ…!! ーーーーーー  ・・・続く。
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