4.丸呑みプレイする気でしょ!エロ漫画みたいに!!*

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  「キューッ!」  途端、ガクンと触手全体から何かの力が抜けた感覚が伝わる。  乱暴に地面に落とされたが、俺は絡まっていた触手のおかげで怪我を負わずに済んだ。しかし、一体何が起こったのか解らない。  いや、まずは脱出だ。さっさと触手から逃れなければ。  俺はなんとかして手足を拘束していた触手から逃れると、シャツとズボンに入り込んだ重い触手を必死にどかした。  と、そこへ、カサカサと何かが這い寄ってくる。 「キュー」  振り返ると、そこにはこちらを見上げる空色の目をしたさっきの青大将がいた。  説明が遅れたが、青大将っていうのは緑色っぽい大きな蛇のことで、この蛇はかなり大人しい性格をしている。  都会の住宅街には全く出てこないんだけど、俺は昔田舎に住んでたからばーちゃんに教えて貰った事が有るんだ。でも、空色の目をした青大将っていうのはいなかったなあ……。  やっぱりここって、異世界なんだ。  まあ、蛇が鳴くなんて、あり得ないしな。 「どうした、お前」  呼びかけると、青大将はある方向を見た。   
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