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「えらいえらい。あ、それから! 名前、スムーズに呼べるようになったら一緒に手繋いで帰ろ?両思いだもん、いいよね?」
高遠さん恥ずかしがり屋だからちょっとずつね! 俺はそう言ってニコニコ笑う。きっといい笑顔だったことだろう。
「え、え?」
「そう言うわけだから、高遠さん。……覚悟、してね?」
「ちょ、ちょっと待って、相楽くん!!」
手を繋ぐ日が楽しみだなあ、なんて。俺の浮かれた気持ちはしばらく落ち着かなかった。
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